高さ6m超・面積200㎡超の大空間
「特定天井」の規定が適用される大空間において、通常の耐震天井の有効な代替手段となります。
強化ファイバーシートを専用治具で隙間なく張る今までにない天井システムです。
震災時の落下やケガのリスクが少ない安心・安全な天井です。
軽量なため建築基準法で定める特定天井(※)に該当せず
そのまま正式な天井として用いることができます。
さらに従来天井が設置できなかった建物にも張ることが可能で、
快適な空間をつくることができます。
※特定天井(脱落によって重大な危害を生ずる恐れがある天井)とは
・吊り天井 ・天井高さ6m超 ・水平投影面積200㎡超 ・単位面積質量2kg/㎡超 ・人が日常利用する場所
の5条件に全て当てはまるもの
膜天井が特定天井に該当しない理由
独自開発の専用治具により、大がかりな工事なしに天井の耐震化を可能にしました。従来型天井に比べて大幅な工期短縮が可能です。両端から張力を掛ける工法のため、足場は最小限にすることができ、工期を縮減できます。従来は2~3週間かかっていた工事でも5日程度で施工可能です。
足場を最小限にすることが可能なのでコストの削減にもなります。工場等での施工の場合も、既存備品や工作機械を移さずに施工が可能なので、事業への影響を最小限に抑えることができます。膜自体の価格は、従来の膜天井とほぼ同等の価格になります。
落下やケガをしにくいシート型なので震災時の天井落下リスクを軽減できます。建築基準法に基づく天井脱落対策(国土交通省告示第771号他)が義務化された新築や対応が求められる既存建物に対応できる天井です。建物の構造に手を入れずに天井の耐震対応が可能なため、天井の安全性に新たな選択肢となります。
これまで天井のなかった建物にも隙間なく張ることができます。強化繊維を専用治具でテンションをかけて張るため、弛みなく大きな面積を一挙に施工できます。多様なカラーから選べ、室内空間のデザイン性や快適性を高めることができます。
一般天井との比較で約40分の1の重さです。 軽量なシステムのため、特定天井の例外が適用され、大がかりな工事なしに耐震対応が可能です。また、通常膜天井に使用されているシートと比較して、膜材強度(耐久性、引張り張力など)が約2倍です。
建物の空調効率が大幅改善されます。省エネ効果も期待でき、空調コストも大幅に低減できます。遮熱仕様の場合は、約30%も空調効率UP!
「特定天井」の規定が適用される大空間において、通常の耐震天井の有効な代替手段となります。
吊天井の耐震天井は施工を諦めざるを得なかったケースにも、天井から吊る必要がなくなり、天井改修がスムーズにできます。
天井の設置が不適とされる「ふところ」が大きい建物でも、新たな天井が容易に設置可能です。
施工が複雑・困難で工期が長期化する傾向にあった「斜め天井」や「船底天井」でもきれいに仕上げることが可能です。